東大卒の優秀なキャリア組でありながらも、その変わった性格が災いして出世コースから外れた杉下右京警部と、警視庁のリストラ対象にされた上に杉下と組まざるを得なくなった亀山薫巡査部長の、“人材の墓場”とまで言われた「警視庁生活安全部(Season5からは組織犯罪対策部)特命係(所属課は無し)」に追いやられてしまった二人の活躍を描く。(ウィキペディアより)杉下右京役が水谷豊、亀山薫役が寺脇康文。
水谷豊というと、日テレで放送されていた『刑事貴族』(2作目以降)で演じていた刑事のような、「お恥ずかしいったらありゃしない」が名ゼリフの、飄々とした性格でアクションっ気のある役をイメージするけれど、『相棒』では飄々とした性格は似ているものの、エリートの経歴で常にきちんとしたスーツ姿、アクションはなく(稀に優れた身体能力を見せるけど)、紳士的な言動で頭脳戦を得意とする刑事役を演じている。そのため、コンビを組んでいる亀山薫役の寺脇康文が、杉下右京とは正反対に、考えるより先に体が動くようなアクション性、ラフな服装、庶民的な言動という特徴を持つ刑事役を演じている。
役どころも面白いけど、こういうデコボココンビというのはわりかしよくあるネタだと思う。だから、このドラマが他の刑事ドラマと若干毛色が違って感じられるのは、やっぱり内容の方だと思う。
警視庁内のはみ出し者でありながらも、元エリートの杉下右京をして上層部を敵に回すような活動をする時もあり、ともすれば映画的なストーリーにも発展しかねない壮大な背景を持つ回もある。
毎回のサブタイトルにも、江戸川乱歩の初期の名作を思わせるような抽象的な題が付けられていたりして、このサブタイトルで今回はどんな内容の事件なのか? と、自分は結構気になって楽しみにしてしまう。
『踊る大捜査線』ほど若い世代に広く受けるようなものではないけど、主役二人がそれぞれの役柄の性格を活かして、程良く小さな笑いを誘うような場面もちりばめられていたりして、飽きさせない凝った作りをしていると思う。
秋にはシーズン6が始まるので、楽しみにしている。
(相棒 SeasonVのオープニング)
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