1991年にU2が出したアルバム『Achtung Baby』は全世界で1750万枚を売り上げ、今のところ1987年に出したアルバム『The Joshua Tree』に次いで多く売れたアルバムとなっている。
個人的にはもちろん『The Joshua Tree』も好きだけど、2枚を比べると『Achtung Baby』の方がダントツで好きでした。
・・・という、そんなわたくしにとっては少し驚いたのだけど、発売から20年経った今になって、『Achtung Baby』の全曲を、それぞれ別々のアーティストがカバー。11月15日からiTunesで配信されている。
イギリスの音楽誌『Q』の企画で生まれたものらしいけど、タイトルは『(AHK-toong BAY-bi) Covered』というらしい。
上の画像がそのアートワークだけど、懐かしい絵だなあ・・・『Achtung Baby』の次に発売されたアルバム『ZOOROPA』のジャケットにも描かれている、ボノが描いたキャラクターですね。
それはそうと、カバーと言われても、あまり一般に広く知られているアーティストではない人ばかりだろうと考えてしまうけど、実際に布陣を見てみると結構有名なアーティストが何組も参加していて驚いた。
(カバーした曲とアーティスト)
1. Zoo Station/Nine Inch Nails
2. Even Better Than The Real Thing/Jacques Lu Cont(この曲だけはカバーじゃなくてリミックス)
3. One/Damien Rice
4. Until The End Of The World/Patti Smith
5. Who's Gonna Ride Your Wild Horses/Garbage
6. So Cruel/Depeche Mode
7. The Fly/Gavin Friday
8. Mysterious Ways/Snow Patrol
9. Tryin' To Throw Your Arms Around The World/The Fray
10. Ultraviolet (Light My Way)/The Killers
11. Acrobat/Glasvegas
12. Love Is Blindness/Jack White
早速ざっと一通り聴いてみたけれど、デペッシュ・モードがカバーした6曲目の「So Cruel」は、何となく聴くだけでも耳馴染みが良いというか、オリジナル感を残しつつ本人達のカバーアレンジ色も出ているんだろうなあ・・・と思ったりした。
他は、ガービッジがカバーした5曲目、元ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトがカバーした12曲目を除くと、大体静かなアレンジでカバーしているというか、元々『Achtung Baby』自体が退廃的な雰囲気の曲が多いけれど、それよりも更に静かで暗い感じになっているものが多いような気もする。
U2のライヴでは、ボノとエッジがギターを中心に大立ち回りをする定番曲の「Even Better Than The Real Thing」も、大御所パティ・スミスの手に掛かるとここまで変身するものなのかと思えるくらい。
7曲目、8曲目は『Achtung Baby』の中でも特に聴きまくった曲なので、どんな感じのカバーなのか期待したのだけど、これはわたくしにはイマイチな印象だった。いずれもタイプは違うものの、原曲では激しさのある曲だったので、それを期待すると肩透かしを食う感じ。
【音楽の最新記事】



