2010年11月15日

名言考察−002

困難な情勢になってはじめて誰が敵か、誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の味方だったかわかるものだ。/小林 多喜二

【小林 多喜二】(ウィキペディア)

なぜか去年だか一昨年くらいにちょっとしたブームになった小説『蟹工船』の著者で、日本のプロレタリア文学の代表的な作家。蟹工船は映画化もされてましたね。主演は松田龍平だったかしら。
小林多喜二という人は、蟹工船という作品だけでなく、本人の生き様……というより死に様もまた壮絶(当時の特高警察の拷問を受けて死亡)。共の産の人には厳しい、今じゃ存在自体が憲法上からしても有り得ない特高警察という機関ですが、つい数十年前にはそんな現実がこの国にもあったわけですから驚きです。
小林多喜二についてはウィキペディアなりその他の彼を研究しているサイトなどで見ればそれなりに分かるので、これ以上は割愛。

kani.jpg

人間の本性は必ずしも醜いわけではないけれども(という希望ですけど)、緊迫した事態、なりふり構っていられないような状況が訪れると、普段は見せない姿をさらけ出すものです。
それって、客観的にならいくらでも偉そうなことを言っていられるけれど、いざ自分がそういう状況に置かれると「それ見たことか」と白い目で見られるような醜態を見せることになってしまいがち。

まあともかく、本当に困った時になって初めて、身の回りの人々が本当はどんな人であるのかが分かるということですね。長い付き合いがあったりしても、平時にはなかなかそれが分からないものです。殊に男女の間では……って、それはちょっとまた別の話ですが。
posted by kasasagi at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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